2013年06月04日

雨降りは読書に限る(01) 名文章の宝庫『青空文庫』からダウンロード

 私たちが若かったころ、名文章と出会うのは学校の教科書や岩波文庫などの文庫本、あるいは図書館に鎮座している書籍だけだったのですが、最近ではネットで自由に出会うことができます。しかも、文字だけでなく朗読まで。

 ちょっとばかり生まれてくるのが早すぎた気もしますが、今からでも遅くはありません。先人たちの名文章に触れ、残りの人生を有意義に過ごしましょう。

 Webサイト『青空文庫』に収録されている作品の数は1万2035(6月現在)。著者の死後50年を経て著作権の切れた作品と、著作権者が「公開してもらって構わない」とした作品を電子化し、<テキストファイル><エキスパンドブック><XHTMLファイル>の3種類の形式で提供されています。

 ネット環境さえ用意すれば、簡単に名文章と接することがきるわけだから、実に便利な世の中になったものです。なお、文字の入力や校正作業は「青空工作員」と呼ばれているボランティアによって行なわれていて、現在も着々と作業が続けられているそうです。

 ※著作権法では『著作者の死後五十年、著作物の公表後五十年若しくは創作後五十年又は著作物の公表後七十年若しくは創作後七十年の期間の終期を計算するときは、著作者が死亡した日又は著作物が公表され若しくは創作された日のそれぞれ属する年の翌年から起算する。』とあります。つまり、著作者が亡くなった翌年から数えて50年後に著作権が消滅することになります。

『青空文庫』
http://www.aozora.gr.jp/

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トップページ。公開されている「作家」「作品」がリストアップされていて、該当する項目をクリックしていくだけの簡単操作です。1万2000を超える作品が掲載されているので、毎日1作品づつ読むことにすると、33年ほど必要になります。そんなに生きられないかも。

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作家別リストから「岡本綺堂」を選んでみました。簡素にまとめられた[人物について]の下方には、公開中の作品一覧が掲載されています。

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岡本綺堂の[公開中の作品]一覧です。すべて「新字新仮名」ですが、古い作家の作品には「旧字旧仮名」を選択可能なものもあり、作品発表当時の雰囲気を味わうことが出来ます。

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公開中の作品ページから「132. 半七捕物帳 01 お文の魂(旧字旧仮名、作品ID:1005)」を選択すると「図書カード:No.1005 半七捕物帳 副題: 01 お文の魂」のページが表示されます。[ファイルのダウンロード]から、目的のファイル種別ごとにファイルをダウンロードします。

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2013年06月05日

雨降りは読書に限る(02) Windows搭載『ノートパッド』で青空文庫(テキストファイル)を読む

 Webサイト『青空文庫』の書庫から「テキストファイル(ルビあり)/(ルビなし)」をダウンロードする場合です。「テキストファイル」とは、文字装飾がなされていないプレーンなファイル形式(*.txt)。

 テキストファイルを表示するには、Windows搭載の『ノートパッド』を利用するのが簡単。『ノートパッド』の機能を使って文字サイズやフォントを変更することが出来ます。

 残念なのはルビの表示。対象漢字の後ろに登場する《》の中にルビが表示され、本来のルビ位置に表示されないことです。

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「132. 半七捕物帳 01 お文の魂(旧字旧仮名、作品ID:1005)」の「テキストファイル」をダウンロードします。

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テキストファイルの『半七捕り物帳』(ルビつき)をWindows付属の『ノートパッド』で表示。文字サイズやフォントを変更することは可能ですが、横書き表示なので可読性に欠けるかもしれません。

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2013年06月06日

雨降りは読書に限る(03) めくる感じ良好『Virtual Book』で青空文庫(テキストファイル)を読む


 ルビや入力者脚注を整形して表示してくれる『Virtual Book』(フリーソフト)は、ページをめくるアニメーションが秀逸。音まで再現されているので、実に「めくって」いる感じ。

 途中、読むのを止めて[終了]しても、次回起動時、中断したページを自動表示。しおり機能も搭載されていて便利です。

『Virtual Book』

http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se139486.html

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テキストファイルをドラッグ&ドロップすることで「開く」ことができます。トップページは『半七捕り物帳』(ルビつき)の表紙です。

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本文ページは、まるで文庫本を開いたような感じです。左ページにマウスカーソルを置いて左クリックすればページをめくることができます。

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[その他]→[環境設定]でさまざまな設定が可能。

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2013年06月07日

雨降りは読書に限る(04) 本棚式『小町文庫』で青空文庫(テキスト/XHTMLファイル)を読む

 パソコンを操作しているのではなく、本に触っている感じで読書したい・・・そんなときに重宝するのが和風書籍型テキストビュアー『小町文庫』(フリーソフト)。おすすめソフトです。

 特徴的なのは、テキストファイル(文書)が「本」として扱われるところ。装丁はもちろん、題名、文字フォントなどは自由に設定することが可能で、取り込まれた「本」は本棚に並べられます。

 縦書きだけでなく、横書き、洋書型表示も可能です。XHTMLファイルにも対応していますが、ルビ文字が()で表示されてしまうのが残念。

『小町文庫』

http://www.komachi-web.com/kmsoft/

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本棚です。本棚に並べたいときは、テキスト文書をドラッグ&ドロップするだけ。本の背表紙をクリックすると、本が開きます。

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岡本綺堂『半七捕り物帳 お文の魂』の表紙。青空文庫からダウンロードした蔵書は、和綴じ本となって本棚に飾られます。

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テキストファイルの『半七捕り物帳』(ルビつき)を表示。ルビ文字も正確な位置に表示されています。

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[小町文庫の基本設定]。レイアウトやページデザイン(柄)など、詳細な設定が可能です。

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2013年06月08日

雨降りは読書に限る(05) 圧縮ファイル直接読み込み『PageOne』で青空文庫(テキスト/XHTMLファイル)を読む

『PageOne』(フリーソフト)の最大の特徴は、圧縮ファイル(*.zip)を直接読み込むことが出来ること。解凍作業が不要なので、お気楽です。

 ページの「めくり」方式も、マウスクリックの位置によって「1ページ単位」「1行単位」を選択できるから便利。

 中高年にとってうれしいのが「拡大表示(ルーペ機能)」。[SHIFT]キー+マウスボタンのクリックで、ポイント箇所を中心に拡大表示(左ボタン2倍、右ボタン3倍)されるから、ありがたやありがたや。

『PageOne』
http://www.vector.co.jp/soft/win95/util/se442099.html

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XHTMLファイル(*.htm)を表示。もちろんテキストファイル(*.txt)、圧縮ファイル(*.zip)もOKです。

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上部余白へマウスカーソルを移動すると、普段は隠れているメニューが登場します。

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[ツール]→[機能設定]。かなり細かなところまで設定可能です。

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